全国20カ所の宿泊施設を運営している会社が数年ぶりに全従業員を対象とした研修会を開催するにあたり、「運営におけるリスクマネジメント」についての勉強を行うこととなり、当社でその講演を実施しました。
コロナ禍で、多くの宿泊施設が疲弊する中、観光需要喚起策として政府より発信されたGotoトラベルや地域割、全国旅行支援などで、客足は回復基調にあります。その反面、利用されるお客様の層がこれまでと異なり、今までなかったクレームや問題が各地で発生していたそうです。

そんな状況を見かねて、今回の講演テーマを設定し、社員に対してそもそもの意味や注意喚起する意味も含めて行いたいと相談いただきました。
講演内容としては、リスクマネジメントに対する考え方を整理しつつ、これまでの経験をもとに、具体的な事例と対応方をご紹介し、トラブルが起きた原因と考えうる対処法について言及しました。
当日は、支配人から洗い場まで幅広い部署の方々にご参加いただき、リスクについて改めて考えていただく機会になったのではないかと思います。

今回は現場目線でのリスクマネジメントについて講演しましたが、経営目線、マネジメント目線でお話ししたり、こういう機会をもつことも良いのではないでしょうか。目の前で起きたことを対応していくことも重要ですが、立ち止まって考える・整理する時間も大切だと思います立ち止まって考える・整理する時間も大切だと感じる一つの取り組み事例をご紹介させていただきました。