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ホテル旅館衛生協同組合での講演業務

宿泊ビジネスサポート課の業務は宿泊施設単体からのお問い合わせやご相談が多いのですが、実は協会や組合からご相談を受けることがしばしばあります。

今年6月、ある支部のホテル旅館衛生同業組合から組合活動を見直す動きがありました。
これまでは、定例的に集まって組合会員内での情報交換や交流を目的とした会議や食事会が行われていたようですが、せっかくの組合費をもっと有効に使いたいという支部の意向により、弊社に講演のご相談をいただきました。
今回のように複数施設で実施する講演は、宿泊施設単体で実施する場合とは異なり、職種、年齢層、抱えている課題がバラバラですので、テーマを決めることが非常に難しく、その部分が私共に求められていることだと思います。
また、テーマが決まってから募集を開始することから、いつもより集まらなかったのでは、支部の期待を裏切ることになります。

そこで、対象者を絞り込まず、支配人から若年社員まで幅広く関心を得られるテーマをご提案し、協会とも協議を重ね、決定、参加希望者を募って9月に実施いたしました。
参加人数は当初の想定ではこれまでの出席者の顔ぶれを想定して10名程度でしたが、最終的に倍以上の方にご参加いただきました。

テーマについては、以前に”事例ピックアップ”でご紹介したことのある「リスクマネジメント」について行いましたが、受講者にアンケートを取ったところ、好評だったことから、支部としても手応えを感じていただけたようです。

今回組合が想定した以上にご参加いただけたのは、宿泊施設の多くが抱えている課題を意識して講演テーマをご提案した結果だと思います。
ありがたいことに、今後も年2回程度このような活動をしていきたいというお話をいただき、第2回の開催を来年予定しています。

単館で講演を行うことはもちろん可能ですが、組合や協会が主体となって宿泊施設が課題としているテーマについて講演を行うことは、本来の活動目的に繋がるのではないでしょうか。
今回は、こういった活動を支援することで、地域貢献することも宿泊ビジネスサポート課ができることの一つとしてご案内しました。
「組合の会合がマンネリ化している…」「これまでと違った活動をしたい!」という方はぜひご相談ください。

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