様々な接遇研修のご依頼を受ける中で、ユニバーサル対応研修のご相談をお受けすることがあります。
研修は、大きくインバウンド対応とバリアフリー対応に分かれていますが、特に最近はバリアフリー対応について、どのようなことができるか、という問い合わせが増えているので、ご紹介します。
研修の主な流れは、
・高齢の方や障がいのある方への対応時の心構え(心のバリアフリー)
・高齢や障がいのあるお客様へのコミュニケーション技術
・車いす利用者・肢体不自由者・聴覚障害者・視覚障害者への対応技術
・事故予防と緊急時対応
と、マインド、知識、技術を学ぶ構成になっています。
特に技術を学ぶ際には、現場で実際に車いすの介助等を行います。
また、高齢の方や障がいのある方への理解を深める上で、道具などを使った疑似体験などを取り入れることで、対応への気づき、コミュニケーションに活かす等の進め方もカスタマイズで行っています。
社会の高齢化が進み、コロナ禍を経て訪日外国人旅行者も急増する中、年齢、性別、障がいの有無、国籍等に関わらず幅広い層の方が快適に過ごせる環境を整えることは、今後益々求められると予想されます。
接遇だけでなく、宿としてハード、ソフト両面から何を優先して対策を行うか、というユニバーサル対応のご提案業務も行っていますので、お気軽にご相談下さい。